ラバトとイムディーナ Rabat、Mdina
マルタ本島の中央部に位置し、小高い丘にたたずむ町
ラバト
「ラバト」とはマルタ語で「街」という意味
ヨハネ騎士団がやってくる以前にマルタ島の支配者階級が住んでいたのがイムディーナの街、その城壁の外に広がる、庶民の住む城下町がラバト。


町の中心の広場に建つ聖パウロ教会
「聖パウロの地下墓地(カタコンベ)」、4〜6世紀にキリスト教徒が埋葬された場所

 
町中を散策      聖パウロ教会前の手作りお菓子屋で買い物を、小生も土産のお菓子を・・・


町内に建つ聖人の像   イムディーナへの途中で

BC2世紀〜9世紀にはローマ人の町となり9世紀後半にアラブ民族によりイムディーナと分割された。


イムディーナ
16世紀バレッタに先立って首都が置かれた町
大包囲戦でオスマントルコを撃退した騎士団が新しい都としてヴァレッタを築くと そこからもたらされる富を求めて人々はそちらに移っていった。
残されたイムディーナは次第に寂れ、「静寂の街(サイレント・シティ)」 と呼ばれるようになってしまいます。


から堀と城壁に囲まれた町
アラブ人がイムディーナ(壁に囲まれた町)、とラバトを(単に町)と堀をはさんで区別した


城門 (メインゲート) バロック様式のゲートは1724年に建設
騎士団の紋章が刻まれている


城門をイムディーナ側より見る


ここの住人は主として高僧、貴族達

 
13世紀以降に整備され優美な町並みになったと言われる         右17世紀に建てられた大聖堂     

  
バレッタと違い通りは皆カーブを描いているくねくねとした狭い小道が続く


町内を巡る観光用馬車

  
街を囲む城壁からの眺め、遠方はバレッタの街